平成21年 御即位二十年

天皇陛下 https://archive.fo/HGcRa


御即位二十年に際し https://archive.fo/dBsS

将来の皇室の在り方については,皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。二人は長年私と共に過ごしており,私を支えてくれました。


両陛下 御結婚満50年 https://archive.fo/1VZ5

「皇后は結婚以来、常に私の立場と務めを重んじ、また私生活においては、昭和天皇を始め、私の家族を大切にしつつ私に寄り添ってきてくれたことをうれしく思っています」

時代にふさわしい新たな皇室のありようについての質問ですが,私は即位以来,昭和天皇を始め,過去の天皇の歩んできた道に度々に思いを致し,また,日本国憲法にある「天皇は,日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であるという規定に心を致しつつ,国民の期待にこたえられるよう願ってきました。象徴とはどうあるべきかということはいつも私の念頭を離れず,その望ましい在り方を求めて今日に至っています。なお大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば,日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合,伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います。

守ってきた皇室の伝統についての質問ですが,私は昭和天皇から伝わってきたものはほとんど受け継ぎ,これを守ってきました。この中には新嘗祭のように古くから伝えられてきた伝統的祭祀もありますが,田植えのように昭和天皇から始められた行事もあります。新嘗祭のように古い伝統のあるものはそのままの形を残していくことが大切と考えますが,田植えのように新しく始められた行事は,形よりはそれを行う意義を重視していくことが望ましいと考えます。


皇后陛下 http://archive.fo/Snm5f


秋篠宮殿下 http://archive.fo/vHIXB

「国費負担という点から見ますと、皇族の数が少ないというのは、私は決して悪いことではないというふうに思います」

紀子妃殿下

「平成の御代になりましてから皇室に上がらせていただきまして、半年もたたないうちに大きなお行事、即位の礼に参列させていただきました。今、振り返りますと、前の時代を引き継がれ、大きなご責務を受け入れられる両陛下のお姿を間近にお見上げし、一連のお行事に出席させていただきましたことは、私にとりまして誠に大きな事でございました」→平成27年